アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症の根本的な治療法は見つかっていません。
病気の診断がついたらできるだけ症状を軽減し進行を遅らせていくことが大切です。
必要に応じ脳の働きを改善させる抗認知症薬をはじめ睡眠薬・精神安定剤・漢方薬などが処方されます。
ウォーキングや体操などの運動療法・音楽鑑賞・簡単な楽器演奏などの音楽療法が行われることもあります。

アルツハイマー型認知症の患者は自分が病気ということを認識できず日常生活でできないことが増えストレス・不安を感じてしまうことも少なくありません。

患者家族や周囲の人たちはできないことを指摘したり責めたりするのではなく患者を尊重しその心に寄り添っていくことが大切になります。

若年性アルツハイマー型認知症の場合病気の発覚までに時間を要することも。

周囲の人たちがいち早く気づいてあげることが症状の進行を遅らせることにもつながります。

もし気になる症状があれば積極的に医療機関を受診しましょう。