若年性パーキンソン病 概要 パーキンソン病は特徴的な運動障害をもたらす脳神経の病気で、多くは50歳以降で発症しますが、全体の10%程度は40歳以下で発症します。これを「若年性パーキンソン病」と呼びます。一部の若年性パーキンソン病患者の家系には…続きを読む
パーキンソン病 概要 運動をスムーズに行うのに重要な役割を担う脳の一部が機能低下することで発症する。手足の震え、こわばりや、転びやすくなる、動作が遅くなるなどが、まず自覚する主な症状である。人口10万人あたり100人以上が患者といわれて…続きを読む
貧血 貧血は病気の名前ではなく、血液中の赤血球の数や、その中で酸素を運搬する役割を担うヘモグロビンというタンパク質の量が不足することにより、血液が組織に十分な酸素量を届けられなくなった状態を指します。よく、朝礼などで立ちくらみ…続きを読む
レビー小体型認知症 概要 初老期から老年期に発症する認知症の一つで、変性性の認知症の中ではアルツハイマー型認知症に次いで患者数が多く、約10~30%を占めるといわれています。患者は主に65歳以上の高齢者で、比較的男性に多いのが特徴です。レビ…続きを読む
一過性全健忘(TGA) 概要 一過性全健忘とは頭の外傷を原因とせずに、一時的に新たな記憶ができなくなる状態をいう。自分や家族の名前、職業、年齢などは覚えているが、今自分がどこにいて何をしているのかがわからなくなることが主な症状。発症している間は…続きを読む
甲状腺疾患 概要 首の喉仏のすぐ下にある甲状腺は、体に不可欠な甲状腺ホルモンを分泌している臓器です。甲状腺の病気は、腫瘍(良性・悪性)と甲状腺機能の病気(甲状腺ホルモンの過剰や不足)に分けられます。甲状腺疾患については他の項で述べた…続きを読む
多発性硬化症(MS) 概要 多発性硬化症は、英語の病名(Multiple sclerosis)の頭文字を取ってエムエスとも呼ばれ、脳や脊髄、視神経に病変ができ、体のあちこちにしびれや痛みが次々に、あるいは同時に多数でたり、物が見えにくくなった…続きを読む
甲状腺機能低下症 概要 体全体の新陳代謝を促す甲状腺ホルモンが、何らかの原因によって不足している状態をいう。甲状腺ホルモンは新陳代謝を促進するほかにも、脳や胃腸の活性化、体温の調節などの役割があり、活動のために必要なエネルギーを作っている…続きを読む
自律神経失調症 概要 循環器や消化器、呼吸器などの活動を調整するため、自分の意思とは無関係に24時間働き続けているのが自律神経である。自動的に反応する神経のため、呼吸・血液循環・体温調節・消化・排泄・生殖・免疫などの機能を無意識に調整し…続きを読む
血管性認知症 概要 脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によって起こる病気。アルツハイマー型認知症の次に多い認知症です。障害で脳が損傷した部位によって、現れる症状はさまざま。中でも、症状に波がある「まだら認知症」が多いのが特徴です。人によっ…続きを読む