1.インスリン分泌低下
インスリン・鍵が不足していて、糖が細胞の中に入れない。糖の取込みがうまくいかない。
2.インスリン抵抗性
インスリン・鍵があっても細胞のドアのたてつけが悪いため開きにくい。
効率よく糖を取り込めない。
症状がなく糖尿病になっていることに気がついていない方も多くいます。
糖尿病ではかなり血糖値が高くなければ症状が現れません。
高血糖における症状は喉が渇く・水をよく飲む・尿の回数が増える・体重が減る・疲れやすくなるなどです。
さらに血糖値が高くなると意識障害に至ることもあります。
症状がまったくないまま健診などで糖尿病が判明する方もいれば急に高血糖の症状が現れて糖尿病が判明する方もいます。
眼・腎臓の合併症の症状が現れて初めて糖尿病と診断される方もいます。
糖尿病になる要因はさまざまで食生活などの環境因子・体質・遺伝の組み合わせで起こると考えられています。
糖尿病と肥満を結びつける方がいますが病気の名前に「糖」という文字が入っているからといって砂糖などの甘いものの取り過ぎといったことだけが原因ではないのです。