アルツハイマー型認知症は認知症の中で最も多く脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。
症状はもの忘れで発症することが多くゆっくりと進行します。
次いで多いのが脳梗塞や脳出血などの脳血管障害による血管性認知症です。
問診による神経心理学検査を実施。
患者本人への簡単な質問を通して認知機能・記憶・実行機能などに異常がないかをチェックします。
日常生活の様子など患者家族からヒアリングした情報も診断材料の一つです。
何らかの異常が疑われる場合はCT・頭部MRIによる脳画像検査が行われます。
アルツハイマー型認知症で強い萎縮が見られる海馬・頭頂葉をはじめ脳全体に萎縮がないかを確認の上診断していきます。
必要に応じ脳の中の血流や代謝の機能を確認するための検査も実施。
症状が進行している場合それらの機能の低下が見られるためです。