肺塞栓症・肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群) 概要 「肺塞栓症」とは、心臓から肺に血液を送り込むための肺動脈が、塞栓子(そくせんし)という物質により詰まってしまう病気。塞栓子になる物質はいろいろあるが、そのうちの大半が血栓によるもの。この、血栓が原因の肺塞栓症のこと…続きを読む
脳卒中 概要 「脳梗塞」(脳の血管が詰まる、細くなる)、「脳出血」(脳内の動脈が破れて出血する)、「くも膜下出血」(脳表面の大きな血管にできた動脈瘤というこぶが破れてくも膜の下に出血する)などに代表される、脳の血管が破れたり詰ま…続きを読む
てんかん 概要 突然意識を失い、反応がなくなる、けいれんするなどの「てんかん発作」を繰り返し起こすこと。ふだん、人間が体を動かしたり、感じたりすることができるのは、脳の神経細胞の電気活動のおかげである。その脳の一部の神経細胞が、異…続きを読む
マールブルグ病 概要 マールブルグウイルスによる重症感染症で、ウイルス性出血熱の一種。ドイツのマールブルグなどにアフリカから実験用としてアフリカミドリザルが輸入された際、関係者に急性熱性疾患が発生したことをきっかけにこの名称がついた。自…続きを読む
起立性調節障害(OD) 概要 起立時にめまいや動悸、失神などが起きる自律神経の病気を「起立性調節障害」といいます。小学校高学年から中学校の思春期の子どもに多く、中等症や重症の場合、朝なかなか起きられないことから不登校につながることも。実際に不登…続きを読む
聴神経鞘腫(聴神経腫瘍) 概要 聴神経に腫瘍ができ、耳鳴りやめまいなどを生じる病気。正確には、音が聞こえる神経(蝸牛神経)ではなく、平衡覚を司る神経(前庭神経)に発生する病気のため、前庭神経腫瘍という。脳腫瘍のおよそ8~10%を占めている病気で、…続きを読む
脳挫傷 概要 脳挫傷は、事故などで頭部に直接的な強い衝撃が加わったことにより、脳の外側だけではなく、脳そのものが損傷した状態のことです。頭部への衝撃で意識障害が起きた脳振とうは脳の構造には異常がない状態ですが、脳挫傷は脳の構造が…続きを読む
薬物性肝障害(薬剤性肝障害) 概要 薬などを服用したときに、肝臓がダメージを受けて起きる肝障害を薬物性肝障害と呼びます。原因となるのは、もともと人体に有害な毒物や有害物質のほか、医療機関で処方された薬、薬局やドラッグストアなどで購入できる一般用医薬品…続きを読む